2024年12月11日
「チャレンジ150山人会賞」 5団体を顕彰

受賞校の代表らを囲み記念撮影する列席者
受賞校の代表らを囲み記念撮影する列席者

 第3回「チャレンジ150山人会賞」表彰式を12月10日、甲府・山日YBSホールで開きました。受賞者や関係者約50人が出席し、大月市立猿橋小学校お箏クラブ、北杜市立長坂中学校太鼓隊、山梨県立青洲高等学校商業研究部、山梨県立都留高等学校、山梨県立ひばりが丘高等学校うどん部を表彰しました。
 式では、山日YBS厚生文化事業団の野口英一理事長が「これからもますます努力し、文化活動をさらに発展させていただければ、大変喜ばしい」とあいさつし、賞状と副賞を手渡しました。

賞状を受け取る長坂中太鼓隊代表
賞状を受け取る長坂中太鼓隊代表

 同賞は、2022年に活動を終えた公益財団法人山人会が1960年から実施していた「山人会賞」を継承し、県内青少年の文化活動発展や地域文化の継承を応援するために創設しました。受賞者は関係機関から推薦を受け、学識経験者など7人で構成する選考委員会での審議を経て決定しました。おめでとうございました。

○大月市立猿橋小学校お箏クラブ
 約20年にわたり、地元の名勝・猿橋などで演奏活動を続け、地域と学校のつながりを深めている。
○北杜市立長坂中学校太鼓隊
 校内行事のほか地域のイベントにも出演し、オリジナル曲を披露するなど、積極的に活動を続けている。
○山梨県立青洲高等学校商業研究部
 アップサイクルを活用した和紙のサウナハットなどを考案し、新たなビジネスモデルの構築と伝統産業の発展に取り組んだ。
〇山梨県立都留高等学校
 大月空襲で犠牲となった前身校の生徒らの供養を続けるなど、地域の戦争の記憶を未来につなぐ取り組みを長年続けている。
〇山梨県立ひばりが丘高等学校うどん部
 「吉田のうどん」の知名度アップを目指し、フリーペーパーの発行やイベント出店、商品開発などを通じ、広く情報を発信している。