山梨日日新聞社は、昨年12月31日付本紙のテレビガイドに折り込んだ「希望の書き初め AR初日の出」企画で募集した作品の選考を行い、計10点の優秀作品が決まりました。作品に込めていただいた想いや、楽しんでいただけたことが伝わってくるかなどを基準に審査しました。金賞は五味佳音さん(昭和町)です。たくさんのご応募、ありがとうございました。※AR動画は現在もご覧いただけます。
金賞
「動じない」。この言葉には今世界中でまん延している新型コロナウイルスや変化し続ける世界、社会にも動じずに自分を信じて突き進んでいきたいという思いを込めました。また、「動」の最終画の部分で躍動感を出し、2021年を自分らしく踏み出す、飛躍していけるような年にしていきたいという思いを託しました。どんな状況下であっても動じず、強さを誇れる年にしたいと思います。
銀賞
4月から中学生になるので早く新型コロナがおさまっていろいろなことを楽しめるようにと願いを込めて虹を描きました。
朝が来ない夜はありません。とどまる事を知らないコロナのまん延、異常気象による災害などにより、人々の生活が脅かされ、人心も乱れ、まるで世界が終末に向かっているようにも思われます。今は深い闇にすっぽり包まれてしまっているような私たちですが、必ず夜が明ける時は来ます。一日も早くその日を迎えるために、思いやりの心を忘れず、今できる事を精一杯頑張って、生き抜きましょう。さあ「かがやく未来のはじまり」です。
大好きな花火大会がなかった2020年。2021年は希望の光がみえてほしい。花火はどんなに遠くで見ても光が届く。花火のようにすべての人に明るい光が、希望の光や笑顔の光 が届きますように。
銅賞
現在、医療従事者をはじめ、県民の皆さまもコロナ禍でいろいろな事を我慢してストレスを抱えて生活していると思います。少しでもエールになればと、学び始めたばかりの「ゆるかわ文字」で今の気持ちを書きました。
家族でこうえん、た~のしい!
2021年!きっといいことがある!!辛いこと、悲しいこと、うまくいかないこともたくさんあるけど、そんな時も笑って穏やかでいたいと思います。尖った心より、まぁるい心。そんなふうに大切な人を大事にしていこうという願いがこもっています。
私は、教師をしています。コロナ禍での学校教育は、さまざまな面で制限や我慢が多いのが現状です。そのような中でも、子供たちが楽しく生活できているのは、そこに「笑顔」があるからだと思います。ちょっとしたことで笑い合ったり、盛り上がったり、笑い合うことで前向きに生きることができるのだと改めて感じています。これからも「笑う門には福来る」という気持ちを大切に、一日一日を送りたいと思っています。
未来への楽しい気持ちを自由に書きました。
私が書いたのは「愛」。まだまだ先行きが見えない世の中ですが、大切な人にはもちろん、最前線で命を張ってくださっている医療従事者の方たちへも、いろんな場面で頑張っている人をたちへも、そして、自分自身へも「愛」を持って、暖かな愛のあふれる1年にしたいです。
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