武藤敬司団長メッセージ① 「仕事」
―武藤さんはプロレスの世界を選びました。ご自身の経験も踏まえ、学生が就職先を選ぶ上で大事なことは何ですか。
「当初は柔道整復師の学校に行って、卒業後は、新日本プロレスのけがした選手などを診る骨接ぎをやっていた。けど柔道整復師は自分には向いていないと思った。その当時、プロレスはテレビのゴールデンタイムでもやっていて、非常に光り輝いていた。それでプロレスの世界に飛び込んだ。今、振り返っても、こうして生きているからな。選択は間違いじゃなかったよ。俺はプロレスが大好きだし、この仕事は好きじゃないとできない。俺の場合、プロレスラーになりたくて、なって、欲しいものを手に入れた。誰もがそんな人生を歩めるわけじゃないと思うが、大事なのは好きになれる仕事を見つけられるか、選んだ仕事を好きになれるかだ。俺はプロレスLOVEだよ。みんなにも自分の好きな道を見つけ、歩んでほしい」
山日YBS企業ガイダンス2021で、やまなし就職応援団長を務める武藤敬司さんのメッセージを全5回にわたって掲載します。