大会案内
第62回山梨県一周駅伝 紙面

第62回県一周駅伝6日スタート
17チーム甲斐路を力走
20区間計168.8キロ たすきつなぐ


 第62回山梨県一周駅伝競走大会(山梨日日新聞社、山梨放送、山梨県、県スポーツ協会、山梨陸上競技協会主催)は12月6、7の両日、17チームが出場して行われる。20区間計168・8キロ(第1日10区間=79・5キロ、最終日10区間=89・3キロ)でたすきをつなぐ。昨年、27年ぶりの優勝を果たした南都留が連覇を達成するか。それとも他チームが栄冠をつかむのか。冬の甲斐路で熱い戦いが繰り広げられる。

 交通事情を踏まえ、今年は三つの中継地点が変更される。6区から7区へたすきをつなぐ笹子天野公園が大月市黒野田新中橋バス停手前に、17区から18区へつなぐ南アルプス市立美術館が南アルプス市役所に、19区からアンカーへつなぐ山梨交通敷島バス停が甲斐市敷島総合文化会館となる。中継所の変更に伴い、6区間と、第1日、最終日、総合の記録はいずれも大会記録となる。
 昨年から1チーム減り、17チームが出場。チームは監督、コーチ、マネジャー各1人、選手27人の30人以内で構成する。指定区間は5区間。第1日は1区が中学男子、2区が中学女子で、最終区間の10区が40歳以上男子となる。最終日は11区が50歳以上男子、最終20区は一般高校女子が走る。
 前回大会で27年ぶり3度目の優勝を果たした南都留、王座奪還を狙う甲府を軸に、3位の甲斐A、4位の南アルプスAなどが上位を狙う。今大会も衛星利用測位システム(GPS)端末を審判長車に載せ、大会ホームページ上でトップ走者のおおよその位置を確認できる。
 第1日は午前9時に県庁をスタート。甲府・県地場産業センター東−甲府・ボルドー−山梨市役所−甲州・ハーブ庭園−甲州・日影消防詰所−大月市黒野田新中橋バス停手前−大月東中−山日YBS都留支局−西桂・エネオス日山三ツ峠給油所でたすきをつなぎ、富士吉田市役所にゴールする。
 最終日は午前8時に富士吉田市役所を出発。富士河口湖・富士急行本社西−鳴沢・富士緑の休暇村−富士河口湖・県営本栖湖駐車場−身延町役場古関出張所−市川三郷・六郷小−富士川・またあしたハウス−南アルプス市役所−韮崎・山梨旭ダイヤモンド工業・栄徳−甲斐市敷島総合文化会館で中継し、甲府・山日YBS本社にゴールする。
 通過する市町村や各教委、各スポーツ協会などが後援。県警察本部、県交通安全協会、通過する地区の交通安全協会、陸上自衛隊北富士駐屯地東部方面特科連隊、国土交通省甲府河川国道事務所、甲斐日産自動車などが協力、NECが協賛する。

山梨県庁前をスタートする1区の中学生男子選手たち=甲府市内(2024年)



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