大会案内
第61回山梨県一周駅伝 紙面

第61回県一周駅伝14日スタート
冬の甲斐路18チーム駆ける
20区間167.9キロたすきつなぐ


 第61回山梨県一周駅伝競走大会(山梨日日新聞社、山梨放送、山梨県、県スポーツ協会、山梨陸上競技協会主催)は12月14、15の両日、県内各地の18チームが出場して行われる。選手たちは20区間計167・9キロ(第1日10区間=79・4キロ、最終日10区間88・5キロ)でたすきをつなぐ。5連覇中の甲府が連続優勝記録を伸ばすのか。それとも他チームが栄冠をつかむのか。冬の甲斐路で今年も熱い戦いが繰り広げられる。

 前回と同じ18チームが出場。チームは監督、コーチ、マネジャー各1人、選手27人の30人以内で構成する。指定区間は5区間。第1日は1区が中学男子、2区が中学女子で、最終区間の10区が今年は40歳以上男子となった。最終日は11区が50歳以上男子、最終20区は一般高校女子が走る。
 前回は、甲府が新型コロナウイルス感染拡大による中止を挟み、大会史上初の5連覇を達成した。前回大会2位の南都留、3位の南アルプスAが絶対王者にどれだけ迫れるかが見どころとなりそうだ。今大会も衛星利用測位システム(GPS)端末を審判長車に載せ、大会ホームページ上でトップ走者のおおよその位置を確認できる。
 コースは昨年と変わらない。14区内の国道300号小渕トンネル付近では、昨年発生した落石の工事の影響で片側交互通行に規制されているため、14区は県営本栖湖駐車場で先頭チームが通過するタイミングで他のチームも一斉スタートする方式となっている。
 第1日は午前9時に県庁をスタート。甲府・県地場産業センター東−甲府・ボルドー−山梨市役所−甲州・ハーブ庭園−甲州・日影消防詰所−大月・笹子天野公園−大月東中−山日YBS都留支局−西桂・エネオス日山三ツ峠給油所でたすきをつなぎ、富士吉田市役所にゴールする。
 最終日は午前8時に富士吉田市役所を出発。富士河口湖・富士急本社西−鳴沢・富士緑の休暇村−富士河口湖・県営本栖湖駐車場−身延町役場古関出張所−市川三郷・六郷小−富士川・またあしたハウス−南アルプス市立美術館−韮崎・山梨旭ダイヤモンド工業・栄徳−甲斐・山梨交通敷島バス停で中継し、甲府・山日YBS本社にゴールする。
 通過する市町村や各教委、各スポーツ協会などが後援。県警察本部、県交通安全協会、通過する地区の交通安全協会、陸上自衛隊北富士駐屯地東部方面特科連隊、国土交通省甲府河川国道事務所、甲斐日産自動車などが協力、NECが協賛する。

富士吉田市役所を一斉スタートする50歳以上男子の選手たち=富士吉田市内(第60回大会)



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